2017-03-01から1日間の記事一覧

小笠原文夫『交響』Ⅰ (モダニズム短歌)

・並びゆく少女がともの足揃ひ一様になびくすかあとの襞 ・嬬(つま)さびて今はあらめとおもひつつ少女すがたは眼に浮ぶもの ・いまにして忘れがたかるひとのありわすれてしまへと首うちふりつ ・ギリシヤ型の顔を少女が拭きたればへリオトロオプが清しく香へ…