2017-07-28から1日間の記事一覧

藤井千鶴子  (モダニズム短歌)

・楼下る靑繻子の靴支那の靴は星をふみにしつめたさあり ・紙に透く蛍の靑の匂ひ、つめたい指そへて、憔悴の日をまづしく濯(すす)いでゐる ・花束のような影を落して、春の舗道をゆく、姑娘(くうにやん)のあふれ出た馬車(まあちよ)。 ・夏の地球の上を飛んで…