2018-02-10から1日間の記事一覧

白井尚子 Ⅰ  (モダニズム短歌)

・何時の間にか私を笑はせてゐる爽やかな風、春はうつり氣な花粉をまき散らす ・左様なら、と賑やかに少女達、周章てゝ逃げられた魂を逐ひまわす私 ・櫻草のひそやかな喜びが小さな客間のカーテンにやさしい息づきをおくる ・狹い部屋をとほつてゆく風、遠い…