2018-03-16から1日間の記事一覧
沈默 山中富美子 石の窓にからまる花らの明るい深みから草に落ちる影ら、生々とずるい微笑よやがて死ぬのだった人の出發を思出すたびに。 アトリエの冷たい柱のかげ、生きてゐるのは夢だつた。白い腕につみとる溫かみのやうに。 英訳詩集"Eki Mae Poems" vo…
沈默 山中富美子 石の窓にからまる花らの明るい深みから草に落ちる影ら、生々とずるい微笑よやがて死ぬのだった人の出發を思出すたびに。 アトリエの冷たい柱のかげ、生きてゐるのは夢だつた。白い腕につみとる溫かみのやうに。 英訳詩集"Eki Mae Poems" vo…