2018-07-23から1日間の記事一覧

白と黒  左川ちか  (詩ランダム)

白と黑 左川ちか 白い箭が走る。夜の鳥が射おとされ、私の瞳孔へ飛びこむ。 たえまなく無花果の眠りをさまたげる。 沈默は部屋の中に止まることを好む。 彼等は燭臺の影、挘られたプリムラの鉢、桃心花木の椅子であつた。 時と焰が絡みあつて、窓の周圍を滑…