モダニズム詩で冷奴なんですよね。関西風と思った由縁です。
ひややつこ
井上多喜三郎
谿水で沐浴をしてゐた豆腐です
豆腐は中までしろい
豆腐は四角ですが
こゝろに骨を持ちません
生薑と醤油が
彼の人格を
僕の舌の上で賞める
『花粉:井上多喜三郎詩集』(内藤政勝 1942)
井上多喜三郎 言葉
井上多喜三郎 徑
井上多喜三郎 時間
井上多喜三郎 綴れない音信
井上多喜三郎 蜻蛉
井上多喜三郎 日曜 その他
井上多喜三郎 窓
モダニズム詩で冷奴なんですよね。関西風と思った由縁です。
井上多喜三郎
谿水で沐浴をしてゐた豆腐です
豆腐は中までしろい
豆腐は四角ですが
こゝろに骨を持ちません
生薑と醤油が
彼の人格を
僕の舌の上で賞める
『花粉:井上多喜三郎詩集』(内藤政勝 1942)
井上多喜三郎 言葉
井上多喜三郎 徑
井上多喜三郎 時間
井上多喜三郎 綴れない音信
井上多喜三郎 蜻蛉
井上多喜三郎 日曜 その他
井上多喜三郎 窓