2018-05-16から1日間の記事一覧

形なきもの  恩地孝四郎  (詩ランダム)

形なきもの 恩地孝四郎 朝ふり敷いた雪に散る光室のうちはまだ冷えびえとしてゐるにどこか幸福なものが心に芽ぐんでゐる瓶のヒアシンスに凝つてゐる蕾、ひえびえと冷氣のしみる肩に私は飢を感じながら、何か幸福なものを身にする朝もの捉へるものは形なきも…