2018-06-15から1日間の記事一覧

夏の一頁  山中富美子  (詩ランダム)

夏の一頁 山中富美子 柱の下で過ぎて行く夏月曜日の長椅子の花の一むれつかれた頭を、そこにうづめる。瞳をそれて空の方へ。 雲は正午の壁の向ふに。玻璃の海の恐怖を浮べてものうく眠る。 日にやつれたガラスの茂みに涼しい日向の時計は空しく綠にかこまれ…