2018-07-09から1日間の記事一覧

説話  酒井正平  (詩ランダム)

說話 酒井正平 タイマツの點いてる暗さから遲々として落ちる指の様に指に基く言葉を點火(とも)ることに近付けてる 表裏ある空が映るアタゝカイその次にもたれる知性は還々的なる投影法が僕に飛行機をおしへるより飛行機にもとづく すぐれた中世の沈開法がヴ…

七日記  酒井正平  (詩ランダム)

七日記 酒井正平 綠色はつながつてゐる鍵をもたない金粉とそれを季節を分けてメタル學者と步かなければならない電話でそれを斷つてみえるが晝食はオレンヂ色の動物學者ととり草花は生えないと自意識する忘れた盾をグラモフオンの中に見つけだしてる… 『MADAM…