2017-03-06から1日間の記事一覧

津軽照子『秋・現実』Ⅱ (モダニズム短歌)

・まどに赤い花さいて 芯に刺客の眼をひそめる 〈月曜〉・しろい女體の しろい猫の媚 カンヷスもしろいままで 〈火曜〉・夕やけ鏡まで染めて オペラ開場の時間が迫る 〈金曜〉・涅槃の繪のけだものか 父の死床 最後といふにただ泣いてゐた・あをぐろい星の夜…