2018-05-30から1日間の記事一覧

光の氷花  乾直恵  (詩ランダム)

光の氷花 乾直惠 僕は吸入器の天使らに慰安を求めなければならない。垂した白いエプロンに、一ところ肺臓型の汚點(しみ)がある。 僕は規則正しく服藥しなければならない。手のオブラートは薄い。去つて行つた戀人のやうに。 僕はレントゲン光線の前に立たせ…